2007年11月24日

茂木健一郎氏の講演から学ぶ「話のうまさ」とは

京大の学園祭にて『プロフェッショナル〜仕事の流儀〜』(NHK)でも有名な茂木健一郎さんが講演をしてくださった。

それで自分も聴きに行ったわけだが、
ただ聞くだけならば一般の講演会から得られるものはタカが知れている。
せいぜい「今日はいい話を聞いた」で終わりだろう。
そこで今回は話を聞く目的として
「なぜ、茂木さんは現在多くの人から人気を集めているのか」
をつかむことを目的とした。

何事でも目的は肝心である。これが有るか無いかで時間の有効性が大きく変わる。
時間は限られた資源(しかもその残量は非常にわずかだ)なのだから有効に使わねばならない。

特に、偶発的な出来事に直面したとき、自らの目的意識が貧弱だとその出来事に単に流されることにもなりかねない。これは私が日ごろよく感じるところである。


閑話休題。以下、気づいた点を簡単にまとめてみたい。

さて当たり前のことだが茂木さんは話がうまい。
私自身、上記のような立場で話を聞こうとしていたにもかかわらず、思わず引き込まれそうになることもたびたびだった。

もっとも話がうまくなければ、そもそもテレビに出るようになるはずもないのだから、当たり前ではあるのだが・・・。


では、なぜ「話がうまい」と感じるのか。

まず一番には、相手のレベルに合わせているからだろう。

難しい語句は分かりやすく例をあげて解説してくれるので、聴衆は「分かった」という喜びがある。
知る楽しみ、というのは人間の楽しみの中でもかなり高尚なものであるからこれが満たされる喜びは大きい。

とかく我々が人に話をするときには、
・自分は分かっているから相手もわかるはず
という前提で話してしまうことが多い。

私自身、改善していきたいと思っている点でもある。


第二に、笑わせるのがうまい。

もし、一つのネタ(?)で笑いが起きなかったら、続けて2発目を入れて笑わせる。
この「笑わせる」ことができるかどうかは話者として重要なポイントだ。

これも自分自身、改善していきたいのだが
今回だけでは「どうすれば人は笑うのか」がいまいち読み取れなかった。
もっとも、これは理屈で考えるものではなく、感性でつかむものだとも思う。
お笑いのビデオでも見て研究しようか。


さて、この程度のことならば、普通の人が普通に聞いていても思いつくところだろう。
2時間使ったのだ。誰でも思いつくようなことを思いついただけでは所詮が無い。
「うまい講演」と言われるものの【本質】はもっと深いところにある。
次回はその本質について書いてみたいと思う。


参考サイト
茂木健一郎 クオリア日記
今日の講演会の音声(MP3)もアップロードされるそうなので、ご参照あれ。
posted by アージー@モラトリアム at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「話す」技術について
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。